手動型とオートメーション型プレス機について

圧着に必要な圧力と温度

DTF圧着機の購入をご検討されている皆様へ、DTF/LDTFプリントで弊社が使用して来た中での圧着機選びのポイントと、それら機器の違い、メリットデメリットをお伝えし、購入の参考にして頂ければと思います。

ワニ型プレス機

一般的に良く見かけるのがこのタイプの私達は「ワニ型」と呼んでいる、とても単純で、アイロンの大型版と言った感じの圧着機です。

最初の購入としては安価でとても良いと思います。
弊社も初号機はこの単純な圧着機から始まりました。

ただこのワニ型にはデメリットが多く、直ぐに2号機の購入になりました。
メリットデメリットは以下の通りです。

DTF圧着機「ワニ型」のメリットデメリット

メリット

デメリット

※手をヒート板の下にもぐらせ手セットしなければならない

素早く安く購入できる事、扱いが簡単だったことは、初めてDTFプリントを行うにはとても良かったと思いましたが、数か月も使っているとおおよそデメリットで書いた内容に不満が出ます。
まず問題と感じた一つ目は、セットに時間がかかる事でした。例えば写真の様にTシャツをテーブルにセットして、その上にDTFシートを乗せるのですが、テーブルが動かない機種を選んでしまった為、上部のヒート板が斜めに上がっている状態で手を奥に入れる作業になり、150度前後のヒート板に顏を近づけてセットする為、慎重にならざるを得ません。
その為、セットまでの時間の方が長く神経が消耗します。

また、後で出てきますが、ヒート板は電熱線が回遊しているだけの構造で、ホットプレートと同じ構造です。
その為、端の方等の温度と中央の温度差は10度~15度程度違う事もあり、DTFシートの大きさによって、安定した圧着が難しい事がありました。
また、シルクプリントと比べかなり小さい文字等もプリント出来るのがメリットですが、端に小さな文字が配置されてあると、前述の温度の安定は絶対必要になると分かり始めました。
そして、ワニ型最大の弱点は圧力の配分です。

二つの手動型機種の違いがお分かりになりますでしょうか。
ワニ型は奥を軸にして、テコの原理で挟み込みます。
もう一つの方は、上から垂直に挟み込みます。
この2機種の違いは、圧力が均等にかかるかかからないかの違いです。
ワニ型は支点が奥にある為、当然奥側の方が圧力が強く、手前は弱くなるのに比べ、垂直型はヒート板の中心に軸がある為ワニ型に比べ圧力は均一にかかりやすくなります。

DTF圧着機の1号機で購入のおすすめ

あくまで安く購入するなら

初号機で安く購入し、後に高機能を検討されている場合経験上このテーブルスライダー式をおすすめします。
まず、安全性についてはご覧の通り、テーブルが手前にスライドし、プリントシートのセットに神経をとがらせることなく安全に素早くセットできます。
また、ヒート板の影になったりする事もなく、正確なセットが可能になります。
圧力は手動ですが、まず1号機として購入して試すならこの方式が良いと思います。

設置スペースに余裕があるなら

垂直ターン式圧着機は、上部のヒート板が左右どちらかにターンしてセットします。
この時、ヒート板がターンするスペースが必要になりますのでスペースに余裕があれば1号機としてこの機種をおすすめします。
この機種のデメリットは、ヒート板がターンする近辺には基本何も置けません。
何かに触れると火災につながる可能性もあります。

温度・圧力・力がいらないデュアル

職人じゃないと出来ない?DTFは誰でもできるを証明します

たまに、どこかのサイトで「DTFプリントは職人技が必要」とか「技術職」等と言われている事がありますが、前述の機種であれば恐らく、機種のデメリットを補う為に、その様な言葉で職人気質を盛り立てているのだと思いますが、オートプレス機では圧着にその様な面倒な考え方は一切ありません。
しいて言うなら、弊社で販売しているLDTF(レイヤードDTF)シートの場合は別ですが、それ以外の単純なDTFであればオートプレス機は全く持って誰でも出来るのが現状です。

押すだけで女性でも

セットしたシートの上にヒート板を移動してスイッチを押すだけでヒート板が下がり、時間が経てば自動で上がります。
デュアル(2枚テーブル)の場合、その時間に隣のテーブルで次のセットを始めます。
ヒート板が上がったら、移動させてスイッチを押す、この繰り返しです。
また温度は常に一定で端が弱かったりする事なく座面も手動式に比べ大きい為パーカーの全面サイズにもほぼ対応可能です。

安定した圧力

オートプレス機の最大の特徴は、圧力を自在にコントロールし、常に一定の圧力をかけられる事で圧着率の安定性が保たれます。
また、圧力を変化させる場合、ポンプのメモリを調整する事でどの様な圧力が適正なのか直ぐに設定できる事が手動式では出来ない強みです。

それでもあるデメリット

唯一デメリットと言う事で言うなら、オートプレス機にはコンプレッサーが必要で、プレスする圧力に空気圧を利用する為です。
またオートプレス機は150キロ前後あり、海外から購入する場合相応の運搬費用がかかります。
コンプレッサーとプレス機を置いた場合3畳ほどのスペースは絶対に必要です。

どの程度使うかによって手動プレスかオートプレスを選ぶ

前述で私達が経験したなかからプレス機の説明をしましたが、基本的にはどの程度、どう言う風にしたいかによって購入を検討する方が良いかと思います。
オートプレス機は非常に簡単に操作出来、誰でもプレスできますが、費用やスペース、使う頻度も考えれば手動式で良い場合もあり、どの程度使うかを先に計画した上で購入される事をおすすめします。

弊社では、輸入代行として機器の選定から輸入代行を行う事ができます。
もし、ご要望があればご予算や用途に応じて機器のご紹介とお見積りをご提案させて頂きます。
また、弊社LDTFシートの販売取引も可能ですので、是非ご検討頂ければと思います。

DTF事業や購入を検討している

用途のヒアリング

どの様なプリントで使用されるのか?そのアイテムはどの様な物がメインなのか等、用途に応じたプレス機の選定に必要な情報をヒアリングさせて頂きます。

プレス機の候補とお見積り

幾つかのプレス機のご提案し、その際のお見積りをご提案致します。

発注から納品

ご提案内容からご発注頂ければ、数週間以内に製品を納品させて頂きます。
※あくまで輸入代行となりますので納品後の保守管理は行っておりません。
※初期不良があった場合、機器の交換になります。

LDTFシート販売

クライアントや卸先のデザイン要望を受け、LDTFでのシート作成をご希望の場合、都度見積をご提示してお取引が可能です。

無駄のない、リスクの少ないDTF/LDTFの活用を

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